か行(不動産用語集)

・家財保険


家財保険とは、火災などが発生した場合の、住居内の家具や電化製品、衣類、生活必需品などの動産に対する損害補償のための保険。賃貸住宅で加入する一般的な火災保険には、入居者の家財一式に対する家財保険と大家に対する借家人賠償責任保険、日常生活での第三者とのトラブルに対する個人賠償責任保険の3つが含まれている。持ち家の場合は、建物を対象とするものと、家財を対象とする火災保険がある。補償対象や補償額、保険料などは加入する保険によって異なる。対象となるトラブルは、火災のほかに水ぬれ、破裂・爆発、盗難、破損・汚損、外部からの衝突や物体の落下・飛来、台風などの水害や落雷、風災、雪災、雹災などの自然災害とされている。なお、地震や津波が原因の火災には適用されないので、別途地震保険に加入する必要がある。

・火災保険


火災による損害を補填するための保険。火災保険契約を締結すれば、住宅、家財、店舗、工場、事業用資機材等が火災によって消失、損傷した場合に、生じた損害に対して保険金が支払われる。 地震によって発生する火災の損害は、火災保険ではなく地震保険(火災保険に付帯されることもある)によって補填される。

・壁心


建物の床面積を測定する際に、壁の厚みの中心線を想定し、この中心線に囲まれた面積を「床面積」とする考え方のこと。